逢いびき逢いびき

イントロダクション

「あの日あの場所で出逢わなければ…」
運命の出逢いが、ふたりの人生を変えていく――。

逢いたい、逢いたくない… 逢えば離れられない、でも忘れられない恋。 お互いに家庭を持った男女が本当の恋に出逢ってしまったら。

いくつもの恋物語を生み出してきた港町・横浜を舞台に、運命の出逢いを描いたロマンチックな大人の純愛物語。

主人公・裕子に、成熟した妖艶な肢体と柔らかな存在感で見る者の目を癒す丸純子。主演作『老人の恋 紙の力士』『セカンドバージンの女-通り雨』で中高年の心を鷲掴みにしたその艶めかしい姿は本作でも健在。

裕子と恋に落ちる忠志役に、『水の中の八月』で小嶺麗奈の相手役として瑞々しい演技とともにデビューを飾った赤木伸輔(当時は青木伸輔) 。

監督は、『死にゆく妻との旅路』(出演:三浦友和、石田ゆり子) で2011年度、新藤兼人賞金賞を受賞した塙幸成。

ストーリー

横浜を舞台に繰り広げられる
大人のラブストーリー

フリーカメラマンの忠志、そして横浜のデザイン会社で週2日だけバイトをしている裕子。 互いに家庭を持ち、日常に少しだけ退屈しながら日々を送っていた。

しかし、横浜の一角で出逢った二人はその後も偶然の出逢いを繰り返し、次第に距離を縮めていく。それぞれの事情で一度は逢うのをやめた二人だったが、運命の恋という非日常に足を踏み入れた瞬間、家庭か恋かの選択を迫られる……。

みなとみらい、ランドマークタワー、赤レンガ倉庫、汽車道、大桟橋…… “港ヨコハマ”を舞台に展開する大人のラブストーリー。

キャスト

丸 純子(Junko Maru)

1976年、千葉県出身。

Vシネマ『暴力商売2・3』でデビュー。 『性犯罪事件簿 ダブルフェイス』(01) 『濡れた赫い糸』(05) などで迫力のある演技を見せ、近年はグラビアでも大人の女性の魅力を披露している。

その他の映画出演作にミッキー・カーチスと共演した『老人の恋 紙の力士』(10) 『セカンドバージンの女 - 通り雨』(12) がある。

赤木伸輔(Shinsuke Akagi)

1976年、東京都出身。

石井聰亙(岳龍) 監督の『水の中の八月』(95) で桑島真魚役を演じ、注目を集める。その後「最高の恋人」「イタズラなKISS」 「エンジン」(CX) 「夜王-YAOH-」「弁護士のくず」(TBS) 「夏雲あがれ」「ウェルかめ」(NHK) など数多くのTVドラマに出演。

映画出演作に『猫の息子』(97) 『メッセンジャー』(99) 『7月24日通りのクリスマス』(06) 『AXION』(08) などがある。

  • 茜ゆりか
  • 冨手麻妙
  • 古藤真彦
  • 竹田朋華
  • /
  • 広瀬彰勇
  • 茅島成美
  • /
  • 鈴木智絵
  • 冨家規政

スタッフ

塙 幸成(監督)

1965、横浜市出身。

フリーの助監督として、にっかつロマンポルノ末期から現場製作に携わり、曽根中生、田中登、小沼勝、中原俊、林海象らの下につく。

1992年ミニドキュメンタリー「ネクストバッターズサークル」(EX) を企画、監督。1995年『tokyo skin』で映画監督デビュー(福岡アジア映画祭審査員特別賞受賞、ロッテルダム映画祭、他多数国際映画祭参加) 。1999年文化庁芸術文化在外研修生としてオーストラリアへ留学。

監督作品:『初恋』(06) 『死にゆく妻との旅路』(11) 。

  • 監督:塙 幸成
  • 脚本:午乃歩音
  • 企画:利倉 亮
  • プロデューサー:江尻健司、酒井識人
  • キャスティング:松永 琴、関根浩一
  • 音楽:理保
  • 撮影:早坂 伸(J.S.C.)
  • 録音:山口 勉
  • 助監督:土岐洋介
  • 編集:桐畑 寛
  • 制作担当:江島 進
  • 監督助手:北川帯寛
  • 撮影助手:小島悠介
  • メイク:中尾あい
  • スチール:小宮山裕介 加藤 彰
  • 衣裳:宮本茉莉
  • 効果:藤本 淳
  • MA:若林大記
  • メイキング:榎本敏郎
  • 製作:レジェンド・ピクチャーズ
  • 配給・宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
  • 【2014/日本/カラー/83分/HD/R15+】